おまえちゃんのメインワールドは非常に広く、
そのまま利用するにはマルチプレイの醍醐味とも言える「他のプレイヤーとのつながり」を確保する事が困難になります。
もちろん、ワールドが広いことは大きなメリットを持っています。
狭いワールドを使い捨てていく運用は、時間が経過してもなお残る土地と土地のつながりや時勢の移ろいを味わう楽しみに欠けることでしょう。
「広いワールドのメリットを享受しつつ、住民の交流を確保し続けること」
開拓前線は、ここに注目した運用方式なのです。
開拓前線となるためのプロセス
- 「土地」を定義する
座標だけではなく、管理者や背景、沿革などの情報を明らかにします。
具体的には、公式WEBサイトトップにある「わが町紹介」に記事を投稿します。 - 開拓前線の宣言
土地のオーナーがこのフォーラムにトピックを作成し、土地を開拓前線とする宣言を行います - 審議
土地の運用はときに複雑な問題を引き起こします。
開拓前線の宣言が発信されたことは十分に周知されるべきでしょう。
そのために最低7日間、可能であれば1月程度は様子を見るべきです。 - 開拓地登録
審議の期間において特に問題がなかった場合、宣言された土地は開拓前線となり、
エントランスから直通のポータルが設置されます。 - 開拓前線の継続審議
Minecraftにおいて土地は消費されゆくリソースです。
いつか終わりを迎えるときがやってくるでしょう。
そのときには、「開拓前線」ではなくなるべきということです。
半年程度のスパンで、土地関係者のあいだでこうした見直しを行っていきましょう。
開拓前線の宣言
トピックの形式は制限しませんが、次の情報を含めるようにお願いします。
- 管理者
- わが町紹介に投稿した記事のリンク
- 開拓前線になったときにポータルが設置される場所とそのスクリーンショット
- 入植のための手続き方法の詳細
入植の手続きについて
「開拓前線」に登録するだけではなく入植者の受け入れ方法を明確に決めておく必要があります。
メインワールドに従来からある「8方面開拓」の現状を考えてみましょう。
何処へ飛んでもしっかり保護され、入植は「事実上不可能」です。
何もできないのです。
手続きにBBSへ誘導する等の方法は合理的に見えますが、
新規プレイヤーがBBSでユーザー登録をして目的のトピックにたどり着き、申請を行い、
気長に返答を待つのはそれなりに難易度の高いプロセスです。
(土地の管理者が本当に返信をくれるのか、本人しか知らないのです。
しかも、返信があるまではコミュニティに所属できず宙に浮いてしまい、
もし返信がなければ貴重な時間を無駄にしたことになるでしょう。そうした不安を汲むべきです)
先にモデルケースとしてオープンした「ぐるめたうん」の状態を見てみましょう。
「ぐるめたうん」は運用においては最も不確定要素の強い「完全自由建築」で実装しました。
短期間で多数の既存プレイヤーと数名の新規プレイヤーが入植していますが、
入植者は必要以上には遠くへ拡散せず、
建築自由でとくに手続きがなくとも道さえあれば整然と土地が並んでいきます。
(この土地運用は、旧メインワールドで採用していた方法そのものです)
テーマ建築系のコミュニティであれば、少し距離を離して自由建築の前線を展開することで安全を確保できそうです。
また、「道だけ」から始まったぐるめたうんよりももう少し整理をしておけば、区画の大きさも管理しやすそうです。
そして重要なのは、「住民のイン率」でした。
人がいるところに人が集まるのです。
ただし1月も経たず1件のログ検索事例が発生していますので、参加者にはエリア保護を徹底する等の対策が必要でしょう。
こうしたことも踏まえて、「できるだけゲーム内で完結する」受け入れ方法を考えていくのが、
開拓を盛り上げるためには重要になっていくでしょう。